22日に中山競馬場で行われる有馬記念(3歳上・GI・芝2500m)。有力各馬の1週前調教の模様をお届けする。

■アエロリット
　無理をしているわけではないが、持ち前のパワーとスピードで楽に時計が出てしまう。ハツラツとした表情で、最終戦を迎えるとは思えないほどの若々しさ。

■エタリオウ
　道中のハミ受けが良化したことによりうまくタメが効き、最後は後ろから迫るシュヴァルグランを寄せ付けず。俊敏でバネの利いた走りと前走以上の走りっぷり。

■サートゥルナーリア
　大きく前を行く僚馬を追い掛けることはせずに折り合い重視。じっくりと馬体を併せに行くと闘争心を出して一気に抜き去った。馬体、走りともに力感が増した。