井内氏が調教から推せる1頭として挙げたエタリオウ。過去、2勝馬サウンズオブアースが2着に突っ込んできた例もあり、ヒモ穴として面白い存在だ(撮影:下野雄規)
枠順も確定し、そろそろ予想を決めていきたい頃だと思うが、まず悩むであろう存在が
アーモンドアイ。香港遠征を取りやめての出走となるが、調教内容からはなんら不安はない。1週前、最終追い切りともに南WでC.ルメール騎手が跨って、併せ馬に先着するというパターンがこの馬にとっての好走調教だが、今回もその仕上げ。初めての距離、初めての中山といった舞台設定に関しては未知だが、能力を発揮できる状態にはある。
とはいっても、馬券的妙味があるところも探したい
グランプリ。中山芝2500mはコーナーを6度周回するので、調教適性としてはトラック調教が有利。とくに内枠に入って、うまく立ち回ることができそうな南W追い切りやCW追い切りの該当馬がいれば、そこは狙い打ちたい。
エタリオウは1勝馬ということで実績不足は否めないが、今回の最終追い切り場所はCW。これは菊花賞2着時以来で、このときが
フィエールマンとハナ差。4着だった
ブラストワンピースは昨年の有馬記念を勝ち、5着
グローリーヴェイズは先日の香港ヴァーズを制した。CWでの最終追いが刺激になっての好走は十分考えられる。
これ以外にも最終追い切り場所がトラック馬場で注目したい穴馬は何頭かいるので、これに関しては、ウマい馬券&予想バイブルで確認していただきたい。
(文=井内利彰)
ただ今、ウマい馬券では今すぐ使える500ポイントを期間限定でもれなくプレゼント中。また有馬記念企画では、現役
メジャーリーガーの田中将大選手やお笑い芸人の千鳥ノブ、オートレーサーの森且行など、バラエティ豊かな
タレントが有馬記念を大予想中! ぜひ予想の参考にしてみては?