有馬記念9着と、初めて大敗を喫した
アーモンドアイ(牝4歳、美浦・国枝)は24日、厩舎周りの運動で馬体をほぐした。状態を確認した国枝師は「疲れは見られたけど、シリアスなことはない。脚元も問題ないし」と、異常がなかったことに安どの表情を見せた。
自信満々で送り出した暮れの大一番。敗因を問われると、「ハミをかんだまま1周して、最後はガス欠。最初の4コーナーで外に出されて、スイッチが入ったようだ」と、予想外の精神状態に陥ったことへのショックは大きく、言葉に力はない。今後については「オーナーと相談してからだけど放牧だろう。少しこちらで運動をしながら様子を見て。その後、どうするかも未定」と慎重に話した。