横山和生騎手騎乗のデルマオニキスが一気に各馬を差し切り勝利(撮影:小金井邦祥)
12日、中山競馬場で行われた黒竹賞(3歳・1勝クラス・ダ1800m)は、道中最後方でレースを進め4コーナーで中団後ろまで追い上げた横山和生騎手騎乗の9番人気デルマオニキス(牡3、美浦・勢司和浩厩舎)が、直線で最内を突いて一気に各馬を差し切り、早め先頭で粘り込みを図った2番人気ショウナンマリオ(牡3、美浦・加藤士津八厩舎)をもゴール前で捕らえ、最後はこれに1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分54秒3(良)。
さらに3馬身差の3着に1番人気フィロロッソ(牡3、栗東・中竹和也厩舎)が入った。なお、3番人気ワセダウォリアー(牡3、美浦・金成貴史厩舎)は12着に終わった。
勝ったデルマオニキスは、父オンファイア、母デルマトモエゴゼン、その父キングカメハメハという血統。休養を挟み、8月末の未勝利戦に続く連勝を飾った。