【京成杯】牝馬が制すれば34年ぶりの快挙となる注目の一戦/データ分析(血統・種牡馬編)

2020年01月16日 10:00

京成杯 過去10年

 19日に中山競馬場で行われる京成杯(3歳・GIII・芝2000m)について血統・種牡馬別に検証していく。

 過去10年で最多となる6回の馬券絡みはキングカメハメハ。次点で3回のハービンジャーとステイゴールドが続き、2回がバゴ、ディープインパクト、アグネスタキオンとなっている。

 ハーツクライ産駒は「1-0-0-4」。降雪の影響で順延になった13年にフェイムゲームが勝ち馬となっている。今年はキングオブドラゴン、ヒュッゲの2頭が出走予定。前者は半兄に17年きさらぎ賞を制したアメリカズカップ、後者は母ムーンライトダンスが05年愛インタナショナルSの勝ち馬で、伯父には04年愛ダービーなどを制したGrey Swallow、姪にはシゲルピンクダイヤがいる血統。

 ディープインパクト産駒は「1-0-1-10」。12年にベストディールが制しているものの、12頭中10頭が1〜4人気の支持を集めていたことを思うと少し不甲斐ない成績か。今年はディアスティマとゼノヴァースの2頭が出走を予定している。前者の母スウィートリーズンは14年エイコーンSなど、アメリカでダートG1を3勝。後者の母リズムオブライトは様々な国でレースに臨み、12年ゴルディコヴァSを制するなど芝のマイル路線で活躍していた。

 新種牡馬のエピファネイア産駒はスカイグルーヴが上位人気と目される。叔父には15年皐月賞、日本ダービーで二冠を達成したドゥラメンテがおり、牝系も日本を代表する名牝系なだけに活躍馬は枚挙に暇がない。なお、牝馬が制するとなると86年ダイナフェアリー(当時は中山芝1600mで施行)以来の快挙となる。

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