29日、福島競馬場で行われたきんもくせい特別(2歳500万下、芝1700m)は、2番手からレースを進めた塚田祥雄騎手騎乗の1番人気フライングアップル(牡2、美浦・藤沢和雄厩舎)が、直線に入り抜け出すと、外から追い込む3番人気マイネヴェロナを1馬身抑え優勝した。勝ちタイムは1分43秒2(良)。さらに1.1/2馬身差の3着には2番人気マイネルダイナモが入った。
勝ったフライングアップルは父Rahy、母はハニービーS(米G3)、ピムリコディスタフH(米G3)の勝ち馬ローザロバータ(その父Fire Maker)という血統の米国産馬。9月10日のデビュー戦(札幌・芝1800m)は後に萩S(OP)を勝ったフサイチオフトラから3馬身差の2着だったが、前走の未勝利(札幌・芝1800m)では28日に未勝利戦(東京・芝2000m)をレコード勝ちしたトーセンクラウンを破り初勝利を飾っていた。通算成績3戦2勝。