“ザ・ロック”産駒が初G1制覇

2006年10月30日 11:00

 現地時間29日、仏・サンクルー競馬場で行われたクリテリウムアンテナシオナル(2歳、仏G1・芝1600m)は、J.ヘファナン騎手騎乗の6番人気マウントネルソン Mount Nelson(牡2、愛・A.オブライエン厩舎)が、1番人気スピリットワン Spirit Oneをアタマ差抑えて優勝した。勝ちタイムは1分41秒30(稍重)。さらに1.1/2馬身差の3着には6番人気イエローストーン Yellowstoneが入った。

 勝ったマウントネルソンは父Rock of Gibraltar、母が01年サンチャリオットS(英G2)、01年メイトロンS(愛G3)を勝ったIndependence(その父Selkirk)という血統。10月6日のデビュー戦(愛・芝7f)は2着に敗れたが、続くメイドン(愛・芝7f)では2着に6馬身差をつけ圧勝していた。通算成績3戦2勝(重賞1勝)。

 同馬の父ロックオブジブラルタル Rock of Gibraltarは02年英2000ギニー(英G1)などG1・7勝で02年全欧年度代表馬に輝いた名馬。現2歳が初年度産駒の新種牡馬で、これまでにイーグルマウンテン Eagle Mountain(ベレスフォードS-愛G2)を出しているがG1は初。来年から新ひだか町・日本軽種馬協会静内種馬場での種牡馬入りが決まっていた。ちなみに、このレース3着のイエローストーンもロックオブジブラルタル産駒。

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