31日、荒尾競馬場で行われた九州ジュニアグランプリ(2歳、ダート1500m、1着賞金100万円)は、先手をとった村島俊策騎手騎乗の2番人気{horse=2004101373:フジヤマロマン}(牝2、荒尾・平山良一厩舎)が、直線に入ると後続を突き放し、7番人気スリーディーエアに1.1/2馬身差をつけ優勝。クビ差の3着には5番人気ハートノエースが入った。勝ちタイムは1分39秒2(良)。1番人気に推されたイタンジは中団からマクったが、直線で伸びを欠き5着に敗れた。
勝ったフジヤマロマンは、父トウカイテイオー、母ハートリープス(その父Be My Guest)という血統。半姉にJRA現5勝のプリティメイズ(牝5、栗東・福永甲厩舎、父ゼネラリスト)がいる。7月5日のデビュー戦(荒尾・ダート800m)を2着に4馬身差をつけて勝ち上がり。JRAのフェニックス賞(小倉・芝1200m)は7着に敗れたが、前走の若駒特別(荒尾・ダート1500m)では今回3着のハートノエースに8馬身差をつけ圧勝していた。通算成績4戦3勝(うちJRA1戦0勝、重賞1勝)。