2日、川崎競馬場で行われた「フサイチネット」協賛・JBCマイル(3歳上、交流GI・ダート1600m、1着賞金8000万円)は、幸英明騎手騎乗の1番人気{horse=2000107570:ブルーコンコルド}(牡6、栗東・服部利之厩舎)が中団待機から、先に抜け出した2番人気メイショウバトラーを直線中ほどで交わすと、同馬に2馬身差をつけ快勝した。さらに2馬身差の3着には内を突いた4番人気リミットレスビッドが入った。勝ちタイムは1分39秒6(良)。4着に8番人気コアレスタイム、5着に12番人気ジルハーが入った。
勝ったブルーコンコルドは、父フサイチコンコルド、母エビスファミリー(その父ブライアンズタイム)という血統。2歳時に京王杯2歳S(GII)優勝など、当初は芝で活躍していたが、03年霜月S(OP)で初ダートを快勝すると、05年にはプロキオンS(GIII)、シリウスS(GIII)を含む4連勝でJBCスプリント(交流GI・ダート1400m)をを勝ちGI初制覇。今年に入っても、黒船賞(交流GIII)に勝ち、前走の南部杯(交流GI)では初めてマイル戦の距離を克服し、GI・2勝目をあげていた。通算成績31戦11勝(うち地方5戦4勝、重賞7勝)。
鞍上の幸英明騎手、管理する服部利之調教師ともに、ブルーコンコルドによる昨年のJBCスプリントに続く、JBC2勝目となった。