【クイーンC】勝ち馬の血統は種々様々、新種牡馬や初出走の産駒にも注目/データ分析(血統・種牡馬編)

2020年02月13日 13:10

クイーンC 過去10年

 15日に東京競馬場で行われるクイーンC(3歳・牝・GIII・芝1600m)について血統・種牡馬別に検証していく。

 過去10年で最多となる5回の馬券絡みがディープインパクト。4回でクロフネとダイワメジャーが続き、2回がハーツクライ、ジャングルポケットとなっている。同コースで施行されるようになった04年以降でも、2頭以上の勝ち馬を出した種牡馬がいない点は少々意外な傾向だ。

 ディープインパクト産駒は「1-2-2-14」。産駒初出走となった12年にヴィルシーナが勝ち馬となっており、好走馬の大半が前走1着という戦歴。前走2着以下に敗れていた場合は、18年マウレア(1人気5着)、16年サプルマインド(2人気15着)など上位人気馬でも不振傾向にある。今年はマジックキャッスル、ミヤマザクラ、ルナシオンの3頭が出走予定。

 ブラックタイド産駒は「0-0-0-2」。過去に出走した2頭はいずれも最低人気だったので、今年出走するアカノニジュウイチは改めて真価を問われそう。なお、ブラックタイドはディープインパクトの全兄にあたるが、それら2頭の全弟オンファイアの産駒として13年にウキヨノカゼが勝ち馬となっている。

 初出走となるオルフェーヴル産駒からはアミークスとホウオウピースフルがスタンバイ。後者は18年有馬記念など重賞5勝の活躍を続けるブラストワンピースの半妹にあたる血統だ。なお、同産駒のコース成績は「5-7-2-61」勝率6.7%・複勝率18.7%となっており、重賞も17年アルテミスSをラッキーライラックが制覇。

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