【京都記念】勝ちあぐねるディープインパクト、リピーターやコース巧者にも注目/データ分析(血統・種牡馬編)

2020年02月13日 18:42

京都記念 過去10年

 16日に京都競馬場で行われる京都記念(4歳上・GII・芝2200m)について血統・種牡馬別に検証していく。

 過去10年で最多となる9回の馬券絡みがディープインパクト。次点で4回のキングカメハメハ、3回でマンハッタンカフェと続く。なお、勝ち馬に焦点を当てた場合は、キングカメハメハとMarjuが2勝を挙げる活躍を見せているが、後者は17&16年と連覇したサトノクラウンによる成績だ。

 ディープインパクト産駒は「1-5-3-11」。13年にトーセンラーが勝ち馬となっているが、2・3着の多さから勝ちあぐねる傾向が強いことも覚えておきたい。今年は前走ジャパンC・2着のカレンブーケドールが上位人気と目される。母ソラリアはチリの年度代表馬にも選ばれた名牝で、14年エルダービー(CHI-G1・芝2400m)を制するなどG1・3勝、2着・2回、3着・1回の実績を持つ。

 キングカメハメハ産駒は「2-1-1-9」。15年ラブリーデイ、11年トゥザグローリーと2頭の勝ち馬を出しているが、単勝1.6倍の支持を集めた18年レイデオロ(1人気3着)、16年レーヴミストラル(1人気12着)など上位人気馬の案外な結果も目立つ。今年は18年京都2歳Sの勝ち馬クラージュゲリエが出走予定。同馬は先述したトゥザグローリーとは近親の間柄となる。

 ステイゴールド産駒は「0-1-1-8」。昨年2着のステイフーリッシュが今年も好走を目論む。同馬は同コースで行われた18年京都新聞杯を制しているほか、芝2200mは「1-2-0-0」と距離適性も高い。京都記念はリピーターが目立つレースでもあるので、ぞんざいには扱えないだろう。

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