5日、京都競馬場で行われた6R・2歳新馬(芝2000m)は、武豊騎手騎乗の1番人気ヴィクトリー(牡2、栗東・音無秀孝厩舎)が1周目スタンド前から先頭に立ち、道中はスローペースで馬群を引っ張ると直線に向いて後続を突き放し、2番人気ダンツオラクルに5馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは2分02秒5(良)。さらにクビ差の3着には7番人気フィフスアベニューが入った。
勝ったヴィクトリーは、父ブライアンズタイム、母は98年府中牝馬S(GIII)2着のグレースアドマイヤ(その父トニービン)という血統。半兄に今年の日経賞(GII)など重賞3勝のリンカーン(父サンデーサイレンス)、おじに96年日本ダービー(GI)馬フサイチコンコルド、01年京成杯(GIII)を制したボーンキングがいる。