現地時間29日、サウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で行われたサンバサウジダービーC(3歳・ダ1600m・1着賞金48万米ドル)は、道中3番手でレースを進めた武豊騎手騎乗のフルフラット(牡3、栗東・森秀行厩舎)が、4コーナー手前で先頭に立ってゴールまで押し切り、2着のミシュリフ(牡3、英・J.ゴスデン厩舎)に2.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分37秒91(良)。
さらに1.3/4馬身差の3着にファイナルソング(牝3、首・S.ビン・スルール厩舎)が入った。
勝ったフルフラットは、父Speightstown、母Golden Flair、その父Medaglia d'Oroという血統の米国産馬。中東・サウジアラビアの地で日本馬初の勝利を飾った。通算成績はこれで6戦2勝。
本馬を管理する森秀行調教師は、アグネスワールドが制した2000年のジュライC(英GI)以来となる海外レース勝利となった。