9日、札幌競馬場で行われた道営記念(3歳上、ダート2485m、1着賞金1000万円)は、佐々木国明騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.3倍){horse=2001106436:サンマルアンサー}(牝5、北海道・柳沢好美厩舎)が3、4番手追走から残り600mあたりで早めに先頭に立つと、直線では後続を突き放し、3番人気タイギャラントに7馬身差をつけ圧勝した。アタマ差の3着には5番人気ビーファイターが入った。勝ちタイムは2分43秒1(重)。
勝ったサンマルアンサーは、父リンドシェーバー、母ヤマトアンサー(その父ノーザンアンサー)という血統。半兄に99年全日本3歳優駿(交流GII)2着のツルミカイウン(父キンググローリアス)がいる。JRAで通算5勝をあげた後、今年6月に現厩舎へ移籍。移籍初戦から2連勝を飾り、ブリーダーズゴールドC(交流GII)では4着に敗れたが、ノースクイーンC(旭川・ダート1600m)で2着に5馬身、瑞穂賞(旭川・ダート2100m)では2着に6馬身と、圧倒的な内容で重賞を連勝していた。通算成績37戦10勝(うちJRA・31戦5勝、重賞3勝)。