【ダイオライト記念予想】本日発走!船橋競馬場最長のダ2400m戦の本命は?

2020年03月11日 11:00

2010年以降連勝が続くJRA勢の中で今年の筆頭はアナザートゥルース

 3月11日(水)に船橋競馬場でダイオライト記念(JpnII)が、船橋競馬場では最長の2400mを舞台に開催される。2009年に船橋所属のフリオーソの勝利を最後に地方所属馬の勝利はなく、2010年以降はJRA所属馬に軍配が上がっている。

 今年の出走メンバーで本命に挙げたいのは、JRA所属のアナザートゥルース。昨年のアンタレスS(GIII)の勝ち馬で、地方でも浦和記念2着(JpnII)、名古屋グランプリ(JpnII)3着があるし、前走の川崎記念(JpnI)と比べると格段に相手は楽になる。

 今回タッグを組むルメール騎手の手綱でもアレキサンドライトSを制していて、重賞2勝目に期待がかかる。

 相手筆頭は同じくJRA所属のウェスタールンド。デビューからしばらくは芝を使われていたが、ダートに転向して2連勝を挙げると、2018年のチャンピオンズカップ(GI)で2着になるなど頭角を現わした。昨年もみやこS(GIII)で3着と好走しているように8歳と高齢でもまだまだ衰えは感じられない。近走は1800mを中心に使われていたが、芝では長いところも経験していて距離も問題なさそうだ。

 3番手評価はジョーダンキング。重賞ではシリウスS(GIII)4着が最高で上記2頭と比べると力は劣る印象だが、休養明けを一叩きした上積みが見込め侮れない。早めに動いていける点も小回りの地方競馬に合いそうだ。

 2018年・2019年は1〜3着を中央馬が独占していて、私の予想も◎○▲は中央馬としたが、例年に比べて中央勢は手薄な印象で今年は地方馬が立ち入る隙もありそうだ。

 そんな地方勢からのイチオシは地元船橋のサウンドトゥルー。東京大賞典、チャンピオンズC、JBCクラシックでGI3勝を挙げていて実績ではトップ。さすがにその頃の走りと比べると物足りないが、2着馬を1.6秒突き放した前走の金盃(SII)は圧巻の内容だったし、2017年にユーロビートが金盃1着からのローテで2着になっていることからも侮れない。

 穴で狙いたいのは同じく船橋所属のトーセンブル。ここ2戦は人気以上の走りをしているし、2400m以上では[1・0・2・0]と好成績。相手は上がって楽ではないが、3着狙いで買い目に入れておきたい。

(取材・文=「勝馬」記者・豊岡加奈子)

■重賞プレイバック「ダイオライト記念」


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