日曜日に行われる金鯱賞(GII)には、昨年の有馬記念2着馬
サートゥルナーリアや5連勝中の
ロードマイウェイのほか、
ケイデンスコール、
ニシノデイジー、
ラストドラフトなど重賞で好走してきた4歳馬が多く出走。大阪杯(GI)の前哨戦として、上記5頭の取捨が馬券検討で重要といえそうです。
どの馬を重視すべきか迷ったときには、過去のデータから敗戦した条件を抽出して好走馬を導き出す『ケシウマ』の
パーフェクト消去法に注目です。ここでは5つの条件のうち2つを特別に公開します。
【条件1】
6歳馬(前走天皇賞・秋で着差1.5秒以内、前走OP以上の東京のレースで勝利した馬を除く)[0-0-0-21] 複勝率0%
該当馬:
ダイワキャグニー、
ブレスジャーニー6歳馬に限らずやはり高齢馬より明け4歳、5歳のほうが有利で、過去8年のうち7勝は5歳以下。2着も5歳以下が6回、3着も5歳以下が7回(16年に3着同着があるので7/9回ではあるが)。GI直前の
ステップレースで、クラシックや古馬GIの一線級で活躍してきた馬たちもこぞって出走するため、当然といえば当然なのだが、春の中京は高速馬場でポジション取りも大事になってくるので、ズブさがまだ出ていない若い馬のほうが成績が出やすいのだろう。
(過去の主な該当馬:18年
ヤマカツエース3人気4着、17年
ステファノス3人気6着、14年
ウインバリアシオン3人気15着)
【条件2】
前走中山(前走有馬記念で5着以内の馬を除く)[0-0-0-12] 複勝率0%
該当馬:
ギベオン、
ニシノデイジー、
ラストドラフトこの12例のうち10例が開催が3月に替わってからのもの。10例はすべて冬の中山からの参戦だが、馬場もコース形態もかなり違うので、好走しづらいのは理に適っているといえる。内訳は有馬記念6例、AJCC3例、中山金杯・中山記念・オールカマーが各1例ずつ。
(過去の主な該当馬:18年
ヤマカツエース3人気4着、16年
リアファル3人気5着、18年
ブレスジャーニー5人気6着)
4歳馬5頭のうち、2頭が該当。どちらも重賞勝ち馬なだけにここでの好走に期待をかけたいところですが、中山から中京へのコース替わりという点に不安要素がありそうです。
このほか、『ケシウマ』では金鯱賞の
パーフェクト消去法を公開中です。消去法により残った馬はわずか3頭。ぜひご覧いただき、馬券検討にお役立てください!