【フラワーC】ディープインパクトが3連覇中、今年は新種牡馬にも注目が集まる/データ分析(血統・種牡馬編)

2020年03月19日 12:15

フラワーC 過去10年

 20日に中山競馬場で行われるフラワーC(3歳・牝・GIII・芝1800m)について血統・種牡馬別に検証していく。なお、阪神競馬場で代替開催された2011年はデータの集計対象外とした。

 過去10年で最多となる6回の馬券絡みがディープインパクト。次点で4回のゼンノロブロイが続き、2回がブライアンズタイム、ハービンジャーとなっている。

 ディープインパクト産駒は「3-2-1-13」。19年コントラチェック、18年カンタービレ、17年ファンディーナと目下3連覇中で、以前は人気に応えられないことも少なくなかったが、直近3年に限れば「3-1-1-3」という充実ぶり。ただし、好走馬の大半が1〜3人気の上位人気馬であったことも覚えておきたい。今年はキングスタイルが出走予定。

 また、今年はキズナ産駒としてアブレイズ、クリスティ、ショウナンハレルヤの3頭が初出走を迎える。同産駒は初年度から好調な滑り出しを見せているが、ディープインパクトの孫世代としても注目しておきたい(同産駒のコース成績は「1-0-0-4」勝率20.0%・複勝率20.0%)。

 キングカメハメハ産駒は「1-0-0-4」。同産駒としては出走頭数が少ないなか、16年にエンジェルフェイスが1人気の支持に応えて快勝している。今年は上位人気と目されるミアマンテ、レッドルレーヴの2頭が出走予定。

 初出走となるエピファネイア産駒はシーズンズギフト、フラワリングナイトの2頭が出走予定。父系祖父シンボリクリスエス産駒は13年エクスパーシヴ(12人気4着)、12年サンキューアスク(10人気3着)など、二桁人気馬の激走も見られた(同産駒のコース成績は「1-1-1-5」勝率12.5%・複勝率37.5%)。

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