4年ぶりの勝利を挙げたクルーガー(撮影:下野雄規)
4日、中山競馬場で行われた第52回ダービー卿チャレンジT(4歳上・GIII・芝1600m)は、好位集団の後ろでレースを進めた石橋脩騎手騎乗の4番人気クルーガー(牡8、栗東・高野友和厩舎)が、内目からロスなく脚を伸ばして残り100mあたりで抜け出し、2着の13番人気ボンセルヴィーソ(牡6、栗東・池添学厩舎)に最後は2馬身の差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分32秒8(良)。
さらにハナ差の3着に5番人気レイエンダ(牡5、美浦・藤沢和雄厩舎)が入った。なお、1番人気プリモシーン(牝5、美浦・木村哲也厩舎)は5着、3番人気ストーミーシー(牡7、美浦・斎藤誠厩舎)は7着、2番人気ジャンダルム(牡5、栗東・池江泰寿厩舎)は10着に終わった。
勝ったクルーガーは、父キングカメハメハ、母アディクティド、その父Diktatという血統。2016年4月のマイラーズC以来、実に4年ぶりの勝ち星をあげた。通算成績はこれで26戦6勝(重賞2勝)。また、本馬を管理する高野友和調教師は、昨年のフィアーノロマーノに続くダービー卿CT連覇となった。
<ダービー卿CTダイジェスト>
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