桜花賞に出走するウーマンズハート(撮影:下野雄規)
netkeibaデータベースの
リニューアルにより加わった「データ分析」から興味深い数値を紹介します。「データ分析」では騎手と調教師の相性も一目瞭然。「直近1年」「直近5年」「通算」のコンビ実績を調べることができます。「データ分析」から浮かび上がった桜花賞の「
ゴールデンコンビ」はこちら。
【西浦勝一厩舎×藤岡康太騎手(
ウーマンズハート)】
リアアメリアの「中内田充正厩舎×川田将雅騎手」、
サンクテュエールの「藤沢和雄厩舎×C.ルメール騎手」、
ミヤマザクラの「藤原英昭厩舎×福永祐一騎手」など、お馴染みのコンビが多数。上記のコンビはイメージ通りに好走率は非常に高いものの、ファンの間にも浸透し過ぎているせいか馬券妙味という点では今ひとつ。そこで、「西浦勝一厩舎×藤岡康太騎手」に注目したい。
小倉大賞典、チューリップ賞でも期待して不発に終わったものの、「直近1年」の成績は5-1-3-15(複勝回収率138.3%)と依然として期待値は高い。今年に入ってからも1月5日の中山金杯を
テリトーリアルで11番人気3着、1月11日の3歳未勝利を
ライジングペガサスで7番人気3着と、人気薄を馬券圏内へと導いている。
藤岡康太騎手は過去に
ウーマンズハートに2回騎乗し、新潟2歳Sを優勝している。前走のチューリップ賞は6着に終わったが、勝ち馬との差は僅か0.4秒。メンバー3位の上がりを使っており見限りは早計だ。本番の速い流れになって、本来の末脚が炸裂するシーンがあっても不思議ではない。