ばんえい十勝は、12日に帯広競馬場で「令和2年度第1回能力検査」を実施した。
能力検査には、2歳馬156頭が出走し、71頭が合格。トップタイムを記録したのは、4Rに出走した藤野俊一騎手騎乗のアルジャンノオー(牡2、ばんえい・松井浩文厩舎)。タイムは2分10秒4(馬場水分2.2%)。
(松井浩文調教師のコメント)
「1月末に入厩して、馴致(じゅんち)を始めました。厩舎に来た時から身体が大きく期待していましたが、今日のレースは本当に良い動きを見せてくれました。これからも練習を重ねて、レースでも良い結果を残せるよう育てていきたいです」
(藤野俊一騎手のコメント)
「走路開放の練習で一度騎乗しただけでしたが、厩舎がしっかりと馴らしていたので乗りやすかったです。『この馬は強い』と手ごたえでわかりました。障害も上手でしたし、この重たい馬場でもしっかり歩けたので、これからも期待できると思います」
本日合格した馬たちは、今後競走馬として5月2日以降に順次デビューする予定。なお、新型コロナウイルス感染症対策のため場内へは馬主、生産者のみを迎え入れ、スタンド内は一部を除いて閉鎖した中で実施された。
(ばんえい十勝のリリースより)