【浦和・しらさぎ賞】ストロングハートが久々の重賞V  町田直希騎手「理想通りのレースができました」

2020年04月23日 11:46

3番人気のストロングハートが逃げ切って久々の重賞制覇(撮影:高橋正和)

 22日、浦和競馬場で行われた第58回しらさぎ賞(4歳上・牝・重賞・ダ1400m・1着賞金1200万円)は、先手を取った町田直希騎手騎乗の3番人気ストロングハート(牝5、川崎・内田勝義厩舎)が、そのままゴールまで逃げ切り、好位から脚を伸ばした1番人気ヴィルトファン(牝4、大井・藤田輝信厩舎)に2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分27秒3(重)。

【町田直希騎手】
「いい枠を引いたので、うまくスタートを決めてハナに行こうと思っていたので、その通りに乗れてよかったです。

 前半はちょうどいいペースで、3コーナーから自分から動いてセーフティーリードを取るようなレースにしたかったので、理想通りのレースができました。直線はもう前だけ見て一生懸命追ってました。

 次もいい走りができるように一生懸命頑張りたいと思います。

 皆さま自粛して頂いている中で競馬をさせて頂いていて、申し訳ない気持ちもありますが、皆さまに元気を与えることができるならいいなと思っています」

【内田勝義調教師】
「(南関東での初重賞勝利でした)馬主さんに申し訳ないと思っています。地方交流重賞を勝っていた馬なんです。もっと早く勝たせないといけなかったんですが、こんなに時間掛かっちゃって、申し訳なかったです。

 ここ3戦くらい、船橋記念あたりから本当に馬が良くなり、去年のこのレース3着の時よりもかなり状態が上がっていて、町田君も思い切っていい競馬をしてくれました。最初から、逃げしか考えていませんでした。

 この馬は、素直で引っかかるところも無く、折り合いがつくので、そこがいいところだと思います。

 次走はオーナーさんと相談して考えていきます。

 私もこんな時代が来るとは思っていませんでしたし、最悪の時代だと思うんですけど、テレビの向うから応援していただいて、少しでも皆さまのお力になれたらと思います。応援よろしくお願いします」

(取材:高橋正和、編集:netkeiba)

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