【東京湾カップ予想】東京ダービー出走権をかけて、混戦を断つのはどの馬か!?/NARレース展望

2020年05月06日 11:00

叩いた上積みもありそうなマンガンに注目(ユーザー提供:misagoさん)

 2着馬までに東京ダービーへの優先出走権が付与される東京湾カップ。2枚のダービー切符獲得を目指して今年は12頭が出走してきたが、メンバーを見渡しても混戦となりそうだ。

 ◎はマンガン。前走で重賞のクラウンカップ、ニューイヤーカップで2着に入っており、ここでも実績は上位とみていい。前走が2月の雲取賞以来で間隔があいていたことを考えると、叩かれてさらに良化が見込める。長く良い脚を使えるところも魅力で、左回りの船橋とも好相性。

 ○に準重賞のブルーバードカップを勝って臨むデスティネ。2走前のクラシックトライアルでは、羽田盃2着ブラヴールから僅差の2着、そして前走は逃げ粘るサンスクリットを力強く差し切った勝ちっぷりが鮮やかで、この顔ぶれなら十分上位争いができそう。

 ▲のエメリミットは、前走のクラウンカップでは出遅れて前半流れに乗れずに4着だったが、スタートを決めてスムーズな競馬ができれば巻き返しは可能。

 △は逃げ、先行で3連勝中のアマルインジャズ。先行馬有利の傾向があり、1ハロン延長も前走を見る限り問題ないだろう。もう1頭は前走ブルーバードカップで逃げ粘って2着のサンスクリット。今回は的場文男騎手に乗り替わりとなり、そのレース振りやアマルインジャズとどちらが先手を取るのかも注目だ。

 この10年、このレースから東京ダービーへ向かった馬たちから、残念ながら連対馬は出ていない。今年は本番で上位に食い込む馬を輩出できるのか。東京ダービーを占う意味でも重要な一戦、東京湾カップは5月6日(水)16時5分発走。

(文=佐々木祥恵)

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