netkeibaデータベースのリニューアルにより加わった「データ分析」から興味深い数値を紹介します。「データ分析」では騎手と調教師の相性も一目瞭然。「直近1年」「直近5年」「通算」のコンビ実績を調べることができます。「データ分析」から浮かび上がったNHKマイルCの「ゴールデンコンビ」はこちら。

【堀宣行厩舎×D.レーン騎手(ルフトシュトローム)】

　先週、「もちろん注目だが捻りが無さ過ぎの感」として取り上げなかった「堀宣行厩舎×D.レーン騎手」。それを翌週に取り上げるのはいささか気がひけるが、とにかく圧倒的な数字なので紹介したい。

「堀宣行厩舎×D.レーン騎手」の「直近1年」成績は14-4-4-13で複勝率62.9％、複勝回収率101.1％。いやでも注目を集めるブランドでありながら、ベタ買いプラスをキープしているのは驚異的だ。先週もサトノマックス、フィリオアレグロが3着としっかり馬券圏内をキープしている。当欄では複勝率および複勝回収率を重視しているが、勝率40.0％、単勝回収率124.3％と勝ち切っているのも特筆すべき点。いずれにせよ、馬券的に無視するのは非常に危険な、文句なしの「ゴールデンコンビ」だと言えよう。

　D.レーン騎手はルフトシュトロームに初騎乗。3戦無敗ながら、netkeiba.comの予想オッズでは4番人気にとどまっている。こういう馬で勝ち切ってしまうシーンを何度も見せつけているコンビだけに、今回は馬券妙味アリと判断したい。