22日、笠松競馬場で行われた2R(2歳、ダート1400m)で、JRA重賞2勝のエイシンバーリンを母に持つエーシンブランディ(牝2、笠松・伊藤強一厩舎)が出走。東川公則騎手騎乗で1番人気に推され、中団から徐々に進出すると、4番人気プリティジョーカーをハナ差差し切った。勝ちタイムは1分33秒6(重)。
勝ったエーシンブランディは父ダンスインザダーク、母エイシンバーリン(その父Cozzene)という血統。母は97年シルクロードS(GIII・芝1200m)、97年京都牝馬S(GIII・芝1600m)、96年アーリントンC(GIII・芝1600m)、96年クイーンC(GIII・芝1600m)の重賞4勝を挙げ、97年高松宮杯(GI)2着、98年高松宮記念(GI)3着、94年阪神3歳牝馬S(GI)3着など、6歳までGI戦線でも活躍したスプリンター。産駒に現地方6勝のエイシンアサヒオー(牡4、金沢・松野勝己厩舎、父サンデーサイレンス)がいる。
エーシンブランディは7月に栗東・坂口正則厩舎から小倉でデビューしたものの、2戦していずれも勝ち馬から3秒以上離される大敗で、現厩舎に移籍。移籍後は3着、2着という成績だった。通算成績5戦1勝(うちJRA2戦0勝)。