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【鳴尾記念予想】休養明け2戦目のラヴズオンリーユーに期待/JRAレース展望

2020年06月06日 06:05

ラヴズオンリーユーに期待する(撮影:下野雄規)

 長い歴史の中で、開催時期や条件、距離などは幾度も変更されているが、2012年からは夏季番組の第一弾として、阪神競馬場の内回りコースの2000m戦として行われている。

 ポイントは3回京都の6週間をはさんでの開催ということ。たかが1カ月半ということなかれ。春から夏へと変わる季節の中で、良好な芝コンディションでレースを迎えることがポイントになりそうだ。

 この時期は気温もあがり、春シーズンを使い詰めてきた馬にとっては疲れが心配される頃だが、今年の場合は有力馬にフレッシュな馬が多い。2015年優勝のラブリーデイなど、ここを使って宝塚記念へと向かうローテーションも一般的になってきたようだ。

 ◎ラヴズオンリーユーはヴィクトリアマイル7着。競走馬人生で初めて馬券の対象から外れてしまったが、さすがに半年ぶりの競馬でアーモンドアイが相手では分が悪かった。この馬自身にとってもマイルはベストの舞台ではなかったはずだが、2着馬からコンマ5秒差なら悪くない。54キロでの出走は他馬との比較では明らかに有利。矢作調教師が使ってくる以上、能力は出せる状態だと判断したい。

 この馬を本命にした以上、相手は絞らなければならないが、2番手以下は混戦だ。

 先行力がある○ドミナートゥスは福島民友C2着。阪神競馬場の内回りコースは初めてだが、福島や小倉で好走実績があり機動性に優れている印象だ。屈腱炎により、1年以上の休養を余儀なくされたが、その復帰戦以外は連対を外していない堅実派。長期休養明け3戦目で侮れない存在だ。

 近走は不本意なレースを続けてしまっているが▲エアウィンザーにとって阪神競馬場内回り2000mコースは重賞初勝利を記録した相性の良いコース。GI初挑戦となった大阪杯でもコンマ2秒差5着だった。骨折明けの新潟大賞典は同じ2000mでもワンターンコースで求められるものが異なるコース。改めて期待したい。

 △レッドガランはすべて外回りとはいえ、この競馬場で4勝の阪神巧者。どんな位置からでも競馬ができる強みがある。北村騎手が大阪城Sのときのイメージで手綱を取れば怖い1頭。最後に一昨年の3着馬△トリコロールブルーの名前を挙げておきたい。

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