ユニコーンSの昨年の勝ち馬ワイドファラオはその後JpnIかしわ記念を制覇(撮影:小金井邦祥)
6/21(日)は東京、阪神、函館の3場開催。天気は東京が曇り、阪神と函館が晴れの予報となっている。
■3歳ダートの出世レース・ユニコーンS
東京11Rはダート1600mのユニコーンS(GIII)。5年連続で優勝馬がその後GI/JpnIを勝利している、3歳ダート路線の出世レースだ。ヒヤシンスSを制して以来のカフェファラオ、圧勝続きのレッチェバロック、青竜S優勝のデュードヴァンと3頭のダート無敗馬が激突する。
■サマースプリント初戦・函館スプリントS
函館11Rは芝1200mの函館スプリントS(GIII)。サマースプリントシリーズの開幕を告げる一戦で、高松宮記念3着のダイアトニック、昨年の京阪杯優勝以来となるライトオンキュー、阪神Cと阪急杯で2着のフィアーノロマーノらが参戦する。
■サマーマイル初戦・米子S
阪神11Rは、今年からサマーマイルシリーズの一戦目に組み込まれたリステッド競走・米子S。桜花賞3着のスマイルカナ、昨年のNHKマイルC・4着以来1年1か月ぶりとなるダノンチェイサー、久々に福永祐一騎手とコンビを組むカテドラルらが出走する。
■東京5Rの新馬戦にアドマイヤレビンなど
東京5Rは芝1600mの新馬戦。セレクトセールで4320万円のブラックタイド産駒アドマイヤレビン、半姉にプールヴィルがいるキズナ産駒スーパーホープ、ランフォザローゼスなどがきょうだいにいるモーリス産駒カランドゥーラらがデビュー。
■ベストウォーリアの半弟がデビュー
阪神5Rは芝1600mの新馬戦。ディープインパクト産駒牡馬ブレイブライオンに注目したい。セレクトセールにて2億1600万円で取引された高額馬で、半兄にベストウォーリアがいる血統。福永祐一騎手とのコンビでデビュー勝ちなるか。また、エイシンヒカリ産駒エイシンヒテン、トーホウジャッカル産駒トーホウスザクなど、新種牡馬の仔も初陣。
■函館5Rの新馬戦はロジネイアに注目
函館5Rは芝1200mの新馬戦。ロジネイアに注目したい。セレクトセールで5400万円のエピファネイア産駒で、近親にアーモンドアイがいる血統。武豊騎手を背に初陣を飾ることができるか。
■高額馬ダノンレガーロがついにデビュー
阪神2Rは芝2200mの3歳未勝利戦。サトノアーサーの全弟ダノンレガーロが既走馬相手にデビューを飾る。セレクトセールにて2億7000万円で取引されていた高額馬で、鞍上は川田将雅騎手。また、ノーワンの半弟ラザビーもここがデビュー戦となる。
■リョーノテソーロが障害デビュー
阪神1Rは障害未勝利戦。2018年のクロッカスS優勝馬リョーノテソーロが障害初戦を迎える。他には、前走休み明けの障害初戦で2着のギラーミンなどが出走。
■地方ではみちのく大賞典など3重賞
水沢競馬場では18時10分にダート2000mの一條記念みちのく大賞典が行われ、移籍後2連勝中のランガディアなどが出走。佐賀競馬場では18時00分にダート900mの佐賀がばいダッシュが行われ、移籍後無敗10連勝中のドラゴンゲートらが出走。帯広競馬場では20時10分に北斗賞が行われ、前走完勝のコウシュハウンカイらが出走する。