7月5日に阪神競馬場で行われるCBC賞(3歳上・GIII・芝1200m)について枠順・馬番別に検証していく。なお、今年は開催日割の変更に伴い阪神芝1200mにて施行されるため、2019年以降の当該コース成績をデータの集計対象とした。
【枠順別成績(2019年以降)】
1枠 6-5-4-42 複勝率26.3% 複勝回収率76%
2枠 4-3-4-49 複勝率18.3% 複勝回収率57%
3枠 5-7-6-42 複勝率30.0% 複勝回収率120%
4枠 5-4-4-51 複勝率20.3% 複勝回収率98%
5枠 7-7-7-49 複勝率30.0% 複勝回収率95%
6枠 3-6-5-58 複勝率19.4% 複勝回収率89%
7枠 7-3-3-58 複勝率18.3% 複勝回収率66%
8枠 3-5-7-58 複勝率20.5% 複勝回収率120%
【特別競走(2019年以降)】
1枠 4-2-0-22 複勝率21.4% 複勝回収率64%
2枠 1-1-3-25 複勝率16.7% 複勝回収率40%
3枠 2-5-3-19 複勝率34.5% 複勝回収率101%
4枠 3-2-3-26 複勝率21.2% 複勝回収率106%
5枠 4-4-3-26 複勝率29.7% 複勝回収率122%
6枠 3-1-4-31 複勝率20.5% 複勝回収率59%
7枠 1-1-3-33 複勝率13.2% 複勝回収率87%
8枠 2-4-2-29 複勝率21.6% 複勝回収率180%
枠順別成績を全体的に眺めた場合、5枠と7枠が最多となる7勝を挙げているが、複勝率や複勝回収率などを考慮すれば5枠が最も安定感のある枠順と言えるだろう。なお、5枠は単勝回収率も101%とプラス収支を記録。
レース条件を特別競走に限定してみると、3・4・6・8枠の複勝率が上がり、4・8枠は複勝回収率も向上。したがって、真ん中付近の3〜5枠、大外の8枠は上級条件になるほど評価しやすい印象を受ける。
ちなみに、先月に同コースで行われた水無月S(3勝クラス)は3連単1,197,680円の大荒れ決着となっていたが、波乱の立役者となったフェルトベルク(14人気2着)は8枠16番、アカネサス(7人気3着)は3枠5番からの激走であった。