12日、福島競馬場で行われた第56回七夕賞(3歳上・GIII・芝2000m)は、後方から追い上げて直線入り口で先団を射程に入れた内田博幸騎手騎乗の3番人気クレッシェンドラヴ(牡6、美浦・林徹厩舎)が、馬場の4分どころからしぶとく伸び、外から抜け出そうとしていた7番人気ブラヴァス(牡4、栗東・友道康夫厩舎)をゴール前で競り落として、これに1馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分2秒5(重)。
さらに1/2馬身差の3着に6番人気ヴァンケドミンゴ(牡4、栗東・藤岡健一厩舎)が入った。なお、2番人気ヒンドゥタイムズ(牡4、栗東・斉藤崇史厩舎)はヴァンケドミンゴと2馬身差の4着、1番人気ジナンボー(牡5、美浦・堀宣行厩舎)は9着に終わった。
勝ったクレッシェンドラヴは、父ステイゴールド、母ハイアーラヴ、その父Sadler's Wellsという血統。約半年ぶりの休み明けをものともせず、昨年の福島記念に続く重賞2勝目を飾った。
<七夕賞ダイジェスト>
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