予選をレコード勝ちで参戦するアザワクに注目(ユーザー提供:史緒さん)
今夜20時10分、船橋11Rで行われる「第10回 習志野きらっとスプリントSI/3歳上・1000m。地方全国交流」に、門別からアザワク(牝3 角川秀樹厩舎)が挑戦します。3歳馬で斤量52キロでの出走は有利な材料、南関東はじめ全国の競合相手にどれだけの走りを見せてくれるのか、大いに注目です!
この「習志野きらっとスプリント」は、地方競馬参加各場の「最短距離」で争われる重賞シリーズ「スーパースプリントシリーズ」のファイナル=決勝戦としてシリーズ創設時から行なわれており、トライアル6戦(盛岡「早池峰スーパースプリント1000m」/「川崎スパーキングスプリント900m」/「佐賀がばいダッシュ900m」/兵庫「園田FCスプリント820m」/北海道「グランシャリオ門別スプリント1000m」/金沢「日本海スプリント900m」)の勝ち馬が揃って“決勝戦”に進んでくる、というのが理想的な形。ただ、現実にはなかなかそうはなっておらず、例えば一昨年V→昨年2着の大井アピアは“予選”の川崎スパーキングスプリントには一度も出走せず、いずれも休み明け初戦での出走。今年は9歳での出走ですが、今回も昨年8月の大井「アフター5スター賞」4着以来の復帰戦となります。
といったような感じで、トライアル(予選)の勝ち馬がファイナルに進んでくるケースは決して多くない印象もある中、今年は「グランシャリオ門別スプリント」レコードVのアザワクが出走するとあり、門別ファンの皆さんにも大いにお楽しみいただける決勝戦となりそうです!
前年覇者ノブワイルドに一昨年Vアピア、東京スプリントJpnIII3着キャンドルグラスらはじめ錚々たるメンバーが揃い、厳しい戦いとはなるでしょうが、とはいえアザワクも2歳秋にエーデルワイス賞JpnIIIで2着し、前走グランシャリオ門別スプリントでは6月に北海道スプリントカップJpnIIIでJRA勢を差し切ったメイショウアイアンを寄せ付けなかった快足の持ち主。内めの枠も引き当て、前走同様のロケットスタートが決まったなら、ゴール前まで大興奮させてくれる可能性は十分にあるはずです。
20時10分のゲートインを、楽しみに待ちましょう!
(文:ひだか応援隊)