【海外競馬】豪G1馬アリゲーターブラッドが薬物陽性反応で失格に

2020年07月25日 13:44

薬物陽性反応で失格となったアリゲーターブラッド(写真は20年オーストラリアンギニー優勝時、提供:Racing Photos)

 オーストラリアのG1馬であるアリゲーターブラッド(セ3、D.ヴァンダイク厩舎)が、薬物検査で陽性反応を示したため、今年1月に行われたマジックミリオンズ3歳ギニー(芝1400m)の勝利を取り消された。豪競馬メディア『racenet』などが報じた。

 マジックミリオンズ3歳ギニーは1月11日にゴールドコースト競馬場で行われたレースで、アリゲーターブラッドは断然人気に応えて勝利していた。まだ重賞格付けはされていないが、総賞金が200万豪ドル(約1億5100万円)という高額賞金レースとして知られている。

 しかしレース後に行われた薬物検査において禁止薬物アルトレノゲストの陽性反応が示された。今年4月にあらためて陽性が確認されたことを受け、管理するD.ヴァンダイク調教師はクイーンズランド競馬公正審議会から審理を受けており、7月23日にレース失格処分が下った。

 D.ヴァンダイク調教師には2万豪ドル(約151万円)の罰金が科せられ、アリゲーターブラッドは失格。2着だったイレブンイレブン(セ3、G.ヒックマン厩舎)が1着に繰り上がった。

 アリゲーターブラッドは父All Too Hard、母Lake Superior、その父Encosta de Lagoという血統。

 今年のオーストラリアンギニー(G1、芝1600m)の勝ち馬で、世界でも有数の高額賞金レースとして知られるジ・オールスターマイル(芝1600m)でも1番人気に支持されていた(結果は10着)。これで通算成績は12戦9勝となった。

※馬齢は現地表記に準ずる。

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