【MRO金賞予想】地元の意地ハクサンアマゾネスか笠松ニュータウンガールか/NARレース展望

2020年07月28日 11:00

笠松と名古屋で重賞5連勝中のニュータウンガール(撮影:稲葉訓也)

 7月28日、金沢競馬場で3歳重賞・MRO金賞(1900m)が行われる。東海・近畿交流で、笠松から1頭、愛知2頭、兵庫2頭の遠征馬を迎えた10頭立てで行われる。

 中心は地元代表のハクサンアマゾネス。デビューから無敗の5連勝中で、2走前では石川ダービーを制覇。後方2番手から向正面で外に出して進出し、直線入り口で先頭に並びかけて勝った。馬場状態によっても異なるだろうが、内4頭分ほどは馬場が重いと言われる今の金沢で、外枠に入ったのはプラスだろう。もちろん、当地を熟知する吉原寛人騎手というのも心強い。他地区の馬と戦うのは初めてとなるが、地の利も生かして強さを見せるだろう。

 ニュータウンガール(笠松)は笠松と名古屋で重賞5連勝。前走の東海ダービーは単勝1.3倍の断然人気に応えて勝っており、距離は経験済みだし、どこからでもレースを運べる。しかし、馬場の重い最内枠が当たってしまった。先頭に立つとフワフワする面があるタイプだが、藤原幹生騎手が今回、調教から乗っているとのことで、力の違いを見せての逆転もありうる。

 フジヤマブシは石川ダービーで追い込んで2着。前走も向正面から追い上げを開始し、4番手で3コーナーを迎えた。そこから前との差はなかなか縮まらなかったが、自身の脚はしっかり使った。これまで重賞では好走止まりだったのが、北日本新聞杯で重賞初制覇を遂げ、力をつけてきている。カガノホマレは石川ダービーで先行2番手から4コーナーでは先頭に立ち、直線半ばまで粘って3着と、力上位。

 また当日は雨予報で、不良馬場になれば、軽い馬場で良績のガミラスジャクソン(兵庫)にも期待。

 MRO金賞は7月28日金沢11R、17時10分発走予定。

(文:大恵陽子)

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