ダハービ 初陣を白星で飾る

2020年07月27日 11:30

 昨年秋のタタソールズ・オクトーバー1歳セールにて、セッション2番目の高値となる310万ギニー(当時のレートで約4億3900万円)で購買されたダハービ(牡2、父フランケル)が、25日にニューマーケットのジュライコースで行われたメイドン(芝7F)でデビュー。首差の辛勝ながらも初陣を白星で飾った。

 ダハービは、15年にG1英ダービー(芝12F6y)、G1凱旋門賞(芝2400m)など4つのG1を制し欧州年度代表馬に輝いたゴールデンホーンの半弟で、ゴドルフィンに購買されてC.アップルビー厩舎に入厩していた。

 25日のメイドンでオッズ2.875倍の1番人気に推されたダハービは、前半は中団後ろ目を追走。3F標識を過ぎるあたりから鞍上のJ.ドイルが追い出しにかかると反応よく末脚を伸ばし、残り150mで先頭へ。一旦は1馬身ほど抜けた後、ゴール前で急伸したディノー(牡2、父スタースパングルドバナー)の追撃を首差退けて優勝を飾った。

 同馬は、8月22日に愛国のカラで行われるG2フューチュリティS(芝7F)の登録を済ませているが、現段階で出否は未定だ。

 なお、昨年秋のタタソールズ・オクトーバー1歳市場にて、セッション最高値となる360万ギニー(当時のレートで約5億980万円)で購買された、G1・3勝馬バーニーロイの半弟となるノーブルダイナスティー(牡2、父ドゥバウィ)は、6月7日にニューマーケットのメイドン(芝6F)でデビューし、2着となっている。

(文:合田直弘)

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