28日、金沢競馬場で行われた第64回MRO金賞(3歳・重賞・ダ1900m・1着賞金250万円)は、道中は離れた最後方に位置した平瀬城久騎手騎乗の4番人気フジヤマブシ(牡3、金沢・黒木豊厩舎)が、直線で大外から鋭く脚を伸ばして各馬を差し切り、抜け出していた1番人気ニュータウンガール(牝3、笠松・井上孝彦厩舎)をもゴール寸前で捕らえ、これにクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分4秒2(不良)。
さらに3/4馬身差の3着に2番人気ハクサンアマゾネス(牝3、金沢・加藤和義厩舎)が入った。なお、3番人気ガミラスジャクソン(牡3、兵庫・長南和宏厩舎)は5着に終わった。
勝ったフジヤマブシは、父トビーズコーナー、母キョウコマチ、その父Aptitudeという血統。3走前の北日本新聞杯に続く重賞2勝目を飾った。通算成績はこれで15戦6勝。