JRA唯一のダート1700m重賞ということもあり、関連性がもっとも強いのが同距離の函館のオープン特別マリーンS組です。ハンデ戦となった14年以降の過去6年で4勝を挙げ、さらに近3年は連続して連対馬を輩出しています。しかも今年は、もうひとつの有力ステップである平安Sからの直行馬が不在。今年も、マリーンS組の取捨が最重要ポイントになりそうです。
「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。そんな時に役立つのが、ケシウマの予想バイブル『パーフェクト消去法』です。過去10年のデータから導き出した消去法で、アナタの馬券検討をサポートします。
例えば先週のクイーンSでは、消去データをかいくぐった【残った馬】の4頭に、11番人気(単勝43.7倍)で優勝したレッドアネモスがいました。人気馬の取捨だけでなく、穴馬の発掘にも役立ちます。ここでは、ケシウマのエルムSの消去条件のうち1つを無料公開します。
【条件1】 ※エルムSに改名された97年以降の22回のデータを参照したもの(13年の函館開催時を含む)
前走4角10番手以下(ただし、前走マイル重賞出走馬は除く) [0-0-0-37] 複勝率0%
該当馬:ウェスタールンド、ワンダーリーデル
13年の函館開催時も含め、過去10年の連対馬10頭が4角5番手以内だった先行力が問われる一戦。前走で4角10番手以下だった馬は当然、苦しい。例外は、マイル重賞からの距離延長馬だけだ。
(過去の主な該当馬:15年カチューシャ4人気12着、14年ソロル4人気7着)
重賞連続連対中で、人気必至のウェスタールンドが消去データに該当しました。しかも同距離戦も2戦2勝で、鞍上の藤岡佑介騎手は2年連続で馬券になっていて、普通に考えれば中心視したくなる1頭でしょう。ところが、過去22回のスペシャルデータが黄信号を点しているのです。ここは思い切って、妙味を追う一手かもしれませんね。
さらに、残りの消去条件は『パーフェクト消去法』にて公開中です。データ分析で見つけた注目の穴馬は、いったいどの馬なのか? ケシウマの予想バイブルを、ぜひお役立てください。