9日、阪神競馬場で行われた5R・2歳新馬(牝、芝1600m)は、藤田伸二騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.7倍)ニシノマナムスメ(牝2、栗東・河内洋厩舎)が、2、3番手追走から直線半ばで楽に抜け出すと、逃げ粘る3番人気タガノグラマラスに1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分36秒2(良)。さらに3.1/2馬身差の3着に6番人気ザリーンが入った。スティルインラブの半妹で5番人気のグローバルフィートは14着、ダンスインザムードの半妹で2番人気のウィンナワルツは15着に終わった。
勝ったニシノマナムスメは父アグネスタキオン、母は92年桜花賞(GI)、92年スプリンターズS(GI)、91年阪神3歳牝馬S(GI)を勝ったニシノフラワー(その父Majestic Light)という血統。半兄にJRA現6勝のニシノデュー(牡5、栗東・河内洋厩舎、父ブライアンズタイム)、99年若駒S(OP)を勝ったニシノセイリュウ(父ブライアンズタイム)などがいる。これで、母の産駒はJRAで8頭が出走し7頭目の勝ち上がり、本馬が牝馬で初の勝ち馬となった。