10日、阪神競馬場で行われた6R・2歳新馬(芝1200m)は、上村洋行騎手騎乗の2番人気リッターヴォルト(牡2、栗東・橋口弘次郎厩舎)が好スタートから先手をとると、3番人気ブラウンキャットに追いつめられながらも、クビ差抑えて逃げ切った。さらにクビ差の3着に1番人気ソウルストライカー。勝ちタイムは1分11秒1(良)。
勝ったリッターヴォルトは父Rahy、母は94年クイーンC(GIII)に勝ち、94年桜花賞(GI)2着のイブキパーシヴ(その父Caerleon)という血統の米国産馬。母は02年にアメリカに輸出され、本馬は同地で生まれたため外国産馬となる。母の産駒は他にイブキアンビション(牡5、川崎・稲垣純緒厩舎、父トレジャーアイランド)がJRA在籍時に1勝を挙げている。