【セントウルS 血統データ分析】ロードカナロア産駒は中京芝1200mで重賞初制覇なるか

2020年09月09日 17:45

中京芝1200m 2019年以降

 13日に中京競馬場で行われるセントウルS(3歳上・GII・芝1200m)について血統・種牡馬別に検証していく。なお、今年は開催日割の変更に伴い中京芝1200mにて施行されるため、2019年以降の当該コース成績をデータの集計対象とした。

 ロードカナロア産駒は「4-1-2-12」。勝率21.1%・単勝回収率106%、好走する際には勝つ確率が高いことも特徴で、父自身も同コースで行われた13年高松宮記念を制している。なお、当該コースの重賞成績は「0-0-1-4(いずれも高松宮記念)」。今年は上位人気を担うダノンスマッシュが出走予定。

 Scat Daddy産駒は「1-0-0-0」。19年高松宮記念の勝ち馬ミスターメロディが出走を予定しているが、同馬は芝・ダート・距離を問わずに中京コースでは未だ連を外していない相性の良さがある(サンプルが少ないのでヘネシー系としてみれば、同コースの成績は「4-2-2-41」勝率8.2%・複勝率16.3%)。

 キズナ産駒は「0-0-0-4」。出走した4頭はいずれも未勝利の人気薄でもあり、上位人気と目されるビアンフェは改めて真価を問われそうだ。なお、父系祖父ディープインパクトの産駒は同コースで行われるCBC賞で3勝を挙げている。

 スクリーンヒーロー産駒は「0-1-1-5」。成績上では未勝利となっているが、20年高松宮記念でクリノガウディーが1位入線後に4位降着となったことは記憶に新しい。そのクリノガウディーが仕切り直しの一戦で重賞初制覇を目指す。

 First Samurai産駒は「0-0-0-1」。成績は今回出走するシヴァージによるもので、20年高松宮記念で12人5着。父はヘネシーと同じStorm Catの直系だが、どちらかといえばGiant's Causeway系は複穴傾向にある(Giant's Causeway系は同コースの成績が「1-4-1-9」勝率6.7%・複勝率40.0%)。

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