【紫苑S 血統データ分析】3勝を挙げるシンボリクリスエスの直系としても注目を集めるエピファネイア

2020年09月09日 21:40

紫苑S 種牡馬データ

 12日に中山競馬場で行われる紫苑S(3歳・牝・GIII・芝2000m)について血統・種牡馬別に検証していく。なお、新潟競馬場で代替開催された2014年はデータの集計対象外とした。

 過去10年で最多となる5回の馬券絡みがディープインパクト。次点で3回のシンボリクリスエスが続き、2回がハービンジャー、ルーラーシップ、ゼンノロブロイ、キングカメハメハとなっている。

 ルーラーシップ産駒は「1-1-0-5」。昨年はパッシングスルーとフェアリーポルカがハナ差で1・2着となるほか、一昨年のパイオニアバイオも4着とはいえ3着とはタイム差がなかった。今年はクロスセル、パラスアテナの2頭が出走予定。

 ディープインパクト産駒は「2-2-1-15」。12年パララサルー、16年ビッシュ、と2頭の勝ち馬を出しているが、勝ち馬2頭を含めて3着以内に好走した5頭のうち4頭が1人気の支持を集めていた。残る1頭も16年ヴィブロス(3人気2着)なので、人気薄の激走には期待しづらいかもしれない。今年はマジックキャッスル、ラヴユーライヴ、エバーマノ(抽選対象)、トラストワージー(抽選対象)の4頭が特別登録。

 初出走となるゴールドシップ産駒は上位人気と目されるウインマイティーほか、フェルマーテ(抽選対象)が特別登録。父は同コースで行われた12年皐月賞を制しているが、意外にも産駒は未だ勝利実績がない(同産駒のコース成績は「0-5-0-27」)。

 同じく初出走となるエピファネイア産駒は、シーズンズギフト、スカイグルーヴ、フラワリングナイト(抽選対象)、ベデザンジュ(抽選対象)の4頭が特別登録。父系祖父シンボリクリスエスの産駒が3勝を挙げている実績からも注目に値する種牡馬となりそうだ(同産駒のコース成績は「4-4-2-16」)。

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