すずらん賞を快勝したヒガシウィルウィン(提供:岩手県競馬組合)
 
 1993年にダート2000mの重賞として創設され、2000年にダート1600mに変更になった。1着馬にマイルチャンピオンシップ南部杯の優先出走権が与えられる。第28回を迎える今年は、南関時代に東京ダービーやジャパンダートダービーに優勝の実績がある
ヒガシウィルウィンら、7頭が顔を揃えた。
 ◎は
ヒガシウィルウィン。岩手競馬に移籍初戦のすずらん賞では、
パンプキンズ以下を危なげなく下し、2馬身の着差以上に強い印象を受けた。南関東時代の実績とこれまで戦ってきた相手関係を考えると、能力が1枚も2枚も上。ここは勝ってマイルチャンピオンシップ南部杯に向かいたいところだ。
 ○に
パンプキンズ。前走のすずらん賞2着で、
ヒガシウィルウィンと再戦ムード。こちらも東北優駿、ダイヤモンドカップなどを勝っており、重賞3勝と能力は確か。今回
ヒガシウィルウィンにどこまで迫れるかに注目したい。
 ▲は今年1月にトウケイニセイ記念で重賞タイトルを手にし、6月にはみちのく大賞典で
ランガディアの2着に頑張った
センティグレード。
 △に常に掲示板に載るような堅実な走りを見せる
スカイサーベル。 
ヒガシウィルウィンの1強か!?それとも
パンプキンズの逆転なるのか!?注目の青藍賞は、9月13日(日)、18:00発走。
(文:佐々木祥恵)