2歳の牝馬重賞として2001年創設。1、2着馬にエーデルワイス賞(10/15)の優先出走権が与えられる。今年で第20回を迎える今年は、前走で重賞のフルールC優勝のマーサマイディア、マイル以上の距離で良績のあるケープホーンやサブルドールなど10頭が出走する。
◎はマーサマイディア。デビューから4戦目で重賞制覇。スピード型で1000mから600m距離延長が鍵となりそうだが、これまで4戦3勝うち重賞1勝と実績は断然上位。ここは重賞連勝を期待したい。
○にケープホーン。前走のウィナーズチャレンジでは1700mで2着と、距離をこなしたのはアドバンテージとなるはず。さらに前走の勝ち馬シビックドライヴがその後重賞のサッポロクラシックCで3着に入ったことからも、ここは上位争いできると見た。
▲はサブルドール。2走前のターフチャレンジで2着となり、こちらも1700mをこなしている。この時の勝ち馬のラッキードリームは、サッポロクラシックカップに優勝しているし、牝馬同士のここは能力上位。
△は2頭。重賞リリーカップ2着のレディブラウン。7馬身離された相手が、アザワクの半妹で素質馬ソロユニットだけに仕方ないところ。距離延長を克服できれば面白い。もう1頭が2走前のターフチャレンジ(3着)で1700mを、前走はJRAのコスモス賞(6着)で芝1800mを経験しているモリノオーシャン。
重賞勝ちの実績馬とマイル以上の距離経験馬のどちらに軍配が上がるのか。注目のフローラルカップは、9月17日(木)、20時40分発走。
(文:佐々木祥恵)