過去10年で馬券になったダービー組は、16頭と過半数以上を占めていました。さらにそのうち、8頭は2ケタ着順大敗から巻き返してきた馬。とくに、近2年の4頭がそのパターンだったので大注目でしょう。そして今年、ダービー組は3頭。そのうち2頭が2ケタ着順馬です。
「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。そんなときに役立つのが、ケシウマの予想バイブル『パーフェクト消去法』です。過去10年のデータから導き出した消去法で、アナタの馬券検討をサポートします。
例えば8-9月の重賞では新潟記念、新潟2歳S、札幌記念、関屋記念、レパードSで残った馬2頭がそれぞれで馬券になっています。さらに、【残った馬】のなかから北九州記念でアウィルアウェイが10番人気で3着、関屋記念でトロワゼトワルが8番人気で2着、レパードSではブランクチェックが5番人気3着、クイーンSでレッドアネモスが11番人気で優勝と、消去データをかいくぐって好走を果たしました。
このように人気馬の取捨だけでなく、穴馬の選択にも活用できるのがケシウマの消去データ。ここでは、セントライト記念の消去条件のうち1つを無料公開します。
【条件1】
前走4角7番手以下だったディープインパクト産駒(ただし、母父ロベルト系は除く) [0-0-0-11] 複勝率0%
該当馬:サトノフラッグ、フィリオアレグロ
ダービーからの臨戦馬も多く、人気を集めがちなディープインパクト産駒だが、過去10年の成績は[1-4-2-27]で、勝率は2.9%どまりな点には注意したい。とくに、4角7番手以下と先行力を欠くタイプは割り引きが必要。好走できたのは、近4年で4頭が馬券になっているロベルト系が母父という配合の馬だけだ。今回のディープインパクト産駒は2頭だが、サトノフラッグの母父はグレイソヴリン系、フィリオアレグロの母父はミスタープロスペクター系。いずれもロベルト系ではないため、どちらも人気ならば割り引いてみたい。
(過去の主な該当馬:17年サーレンブラント5人気7着、16年マウントロブソン4人気7着)
中山の弥生賞勝ちの実績もあるサトノフラッグと、まだキャリア3戦で伸びシロのありそうなフィリオアレグロが消去データに該当しました。ちなみにどちらも、過去10年で[2-5-6-28]と最多好走を果たしているノーザンファーム生産馬。ただし、そのディープインパクト産駒の成績は[0-3-2-9]と下降してしまうので、ブランドイメージほどの信頼度はなさそうです。
さらに、残りの消去条件は以下よりご覧いただけます。今週から期間限定のお試し価格として300ptとして公開中! 消去法に残った馬を馬券検討にお役立てください。