過去10年でオークス組は[8-4-3-36]と他を圧倒しています。昨年は1-3着を独占でした。「春と勢力図が変わらない」というレース傾向は恐らく、舞台が中京に移っても簡単に揺らぐことはないでしょう。
一方で、10年で36頭が馬券圏外に終わっていることも事実です。オークス組の取捨が攻略の最大のポイントであることは間違いなさそうです。
「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。そんなときに役立つのが、ケシウマの予想バイブル『パーフェクト消去法』です。過去10年のデータから導き出した消去法で、アナタの馬券検討をサポートします。
例えば8-9月の重賞では新潟記念、新潟2歳S、札幌記念、関屋記念、レパードSで残った馬2頭がそれぞれで馬券になっています。さらに、【残った馬】のなかから北九州記念でアウィルアウェイが10番人気で3着、関屋記念でトロワゼトワルが8番人気で2着、レパードSではブランクチェックが5番人気3着、クイーンSでレッドアネモスが11番人気で優勝と、消去データをかいくぐって好走を果たしました。
このように人気馬の取捨だけでなく、穴馬の選択にも活用できるのがケシウマの消去データ。ここでは、ローズSの消去条件のうち1つを無料公開します。
【条件1】
前走オークスで4角7番手以下かつ6着以下敗退(ただし、前走馬番12番以降馬は除く) [0-0-0-16] 複勝率0%
該当馬:デゼル、リリーピュアハート
オークス組で信頼できるのは、やはり上位馬だ。例外は、先行して最後まで脚がもたず崩れてしまった馬や、ポジションを取りにくく不利な外枠の馬だけだ。とくに近2年は、「過去の主な該当馬」に記されているように、上位人気馬が毎年2頭ずつ凡走している。
(過去の主な該当馬:19年シゲルピンクダイヤ4人気4着、シャドウディーヴァ5人気9着、18年サトノワルキューレ1人気6着、オールフォーラヴ3人気9着)
なんと、ケシウマが真っ先に消したのが過去10年で8勝のオークス組の人気馬2頭でした。しかも、両馬とも父はディープインパクト。こちらも過去10年で[6-4-3-25]の好結果を残している種牡馬です。
また、過去の中京芝2000m重賞(金鯱賞、中日新聞杯、愛知杯)でもディープインパクト産駒は[7-8-4-34]と突出。一見、無謀なデータな気もしますが、じつはこの条件唯一の牝馬限定重賞の愛知杯では[0-3-0-4]と未勝利で、1番人気馬2頭が6着に敗れています。
今年は、開催場が変わった中京記念が3連単330万馬券、CBC賞は200万馬券など波乱傾向が強まっていることを踏まえると今回、人気馬を積極的に軽視してみる手はありそうです。
さらに、残りの消去条件は以下よりご覧いただけます。今週から期間限定のお試し価格として300ptとして公開中! 消去法に残った馬を馬券検討にお役立てください。