現地時間3日、アメリカのピムリコ競馬場でG1・プリークネスS(3歳・ダ1900m)が行われた。
道中は好位でレースを進めた6番人気スイススカイダイバー(牝3、R.アルバラード騎手)は、3コーナー付近で進出を開始。先頭のケンタッキーダービー馬で1番人気のオーセンティック(牡3、J.ヴェラスケス騎手)に内から並びかけると、直線では2頭の一騎打ち。この叩き合いをスイススカイダイバーがクビ差制し、優勝した。勝ちタイムは1分53秒28(良)。
オーセンティックから9.3/4馬身差の3着は10番人気ジーザスチーム(牡3、J.トレド騎手)。2番人気アートコレクター(牡3、B.ヘルナンデスJr.騎手)はさらにアタマ差の4着だった。
スイススカイダイバーは父Daredevil、母Expo Gold、その父Johannesburgという血統。アメリカのK.マクピーク厩舎の管理馬。プリークネスSに加え、2020年アラバマS(米G1)、2020年サンタアニタオークス(米G2)など重賞5勝をあげている。
牝馬のプリークネスS優勝は2009年レイチェルアレクサンドラ以来、史上6頭目の快挙となった。