【海外競馬】ディープインパクト産駒ファンシーブルーが引退、英仏でG1制覇

2020年10月07日 11:18

ディープインパクト産駒ファンシーブルー(写真は2020年ナッソーS出走時、提供:Racingfotos)

 今年の仏オークス(仏G1)、ナッソーS(英G1)を制したファンシーブルー(牝3)が腱の損傷のため、現役を引退することがわかった。

 ファンシーブルーは父ディープインパクト、母チェンチコヴァ、その父Sadler's Wells。伯父にG1・6勝馬High Chaparralがいる血統のアイルランド産馬。

 2019年9月18日、アイルランドのエイダン・オブライエン調教師の管理馬として、息子のドナカ・オブライエン騎手を背にデビュー。2歳時は2戦2勝の戦績を残す。

 今年からは調教師として開業したドナカ厩舎に移籍。始動戦の愛1000ギニー(愛G1)2着を経て、仏オークスを制覇。当時21歳のドナカ師に初のG1タイトルをもたらした。さらに7月30日のナッソーSも制し、父ディープインパクトの命日にG1連勝を果たす。

 結果的にラストランとなった9月12日のメイトロンS(愛G1)は3着。その後は10月4日のオペラ賞(仏G1)に出走予定だったが、厩舎で使用していた飼料から禁止薬物が検出されたため、出走を取り消していた。通算成績は6戦4勝。

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