過去10年で、桜花賞とオークスを制して臨んできた馬はジェンティルドンナ、アパパネ、アーモンドアイの3頭。いずれも3冠に輝いています。一方で、中7週以上の休養馬の成績は[2-1-0-21]と苦戦傾向。アーモンドアイこそ克服していますが、一考の余地はあるのかもしれません。
「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。そんなときに役立つのが、ケシウマの予想バイブル『パーフェクト消去法』です。過去10年のデータから導き出した消去法で、アナタの馬券検討をサポートします。
ちなみに先週のサウジアラビアRCでは、消去法で【残った馬】の4頭が1、2、3、5着と好走。また過去には、日本ダービーにおいて【残った馬】によるワンツースリーフィニッシュを決めています。今週もご注目ください! ここでは、秋華賞のケシウマの消去条件のうち1つを無料公開します。
【条件1】 ※新設された96年以降の24回のデータを参照
前走3歳限定戦で7番人気以下(ただし、前走ローズS出走馬や母父ノーザンダンサー系は除く) [0-0-0-34] 複勝率0%
該当馬:ウインマリリン、パラスアテナ、ミスニューヨーク
同世代同士の対戦となる前走の3歳限定戦で、7番人気以下と低評価だった馬は苦戦傾向にある。例外は、ベストステップであるローズS組や、好走確率の高い母父ノーザンダンサー系だけだ。なお、消去データ該当馬のウインマリリンの母父はミスタープロスペクター系、パラスアテナとミスニューヨークの母父はサンデーサイレンス系である。
オークス2着のウインマリリンが該当しました。GIで人気薄好走ならば問題ないのでは、とも思われるかもしれませんが、じつはオークスで7番人気以下だった馬の成績は96年以降で[0-0-1-16]。そのうち、過去のオークス連対馬は02年のチャペルコンサートが4番人気8着、99年のウメノファイバーが4番人気4着、98年のエリモエクセルが3番人気7着と人気を裏切っています。
さらに、残りの消去条件は『パーフェクト消去法』にて公開中です。果たして、デアリングタクトは残るのか? はたまた、注目の穴馬はいったいどの馬なのか? ケシウマの予想バイブルを、ぜひお役立てください。