23日、中京競馬場で行われた樅の木賞(2歳500万下、ダート1700m)は、松田大作騎手騎乗の7番人気アルナスライン(牡2、栗東・松元茂樹厩舎)が中団追走から直線で先団を捕らえ、6番人気ディアーウィッシュに3馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分47秒2(良)。さらに1.1/4馬身差の3着には2番人気テンザンコノハナが入った。1馬人気に支持されたメイショウエグルは4着だった。
勝ったアルナスラインは父アドマイヤベガ、母エラティス(その父El Gran Senor)という血統。半姉に01年ファンタジーS(GIII)2着のツルマルグラマー(父フジキセキ)がいる。6月の2歳新馬戦(京都・芝1800m)は11着に敗退したが、それから5か月ぶりの実戦となった2歳未勝利(福島・芝1800m)を追い込んで快勝。昇級初戦となった前走のエリカ賞(阪神・芝2000m)は7着に敗れたが、初ダート戦となった今回で2勝目を挙げた。通算成績4戦2勝。