マッキノンSを中3日で勝利したマジックワンド(提供:Racing Photos)
2019年の豪G1・マッキノンS(芝2000m)を勝利したマジックワンド(牝5、愛・A.オブライエン厩舎)が引退し、アイルランドで繁殖入りすることがわかった。豪競馬メディア『Racing.com』が29日、報じた。
マジックワンドは、父Galileo、母Prudenzia、その父Dansiliという血統の愛国産馬。マッキノンSはメルボルンC(10着)から中3日の参戦となったが、R.ムーア騎手とのコンビでG1初制覇を果たした。また、同レースには日本のスズカデヴィアス(7着)とクルーガー(8着)も参戦していた。
英・愛・仏・米・香港・豪・首・サウジアラビアと世界を渡り歩き通算成績は28戦4勝。マッキノンSのほか、2018年リブルスデールS(英G2・芝2400m)、2020年ランウェイズスタッドS(愛G2・芝1600m)を勝利、G1での2着が8度ある。