1番人気のサロルンが力強く抜け出して快勝(撮影:稲葉訓也)
4日、園田競馬場で行われた第54回楠賞(3歳・重賞・ダ1400m・1着賞金2000万円)は、好位の内でレースを進めた赤岡修次騎手騎乗の1番人気サロルン(牡3、船橋・岡林光浩厩舎)が、4コーナーで外に出されて脚を伸ばし、早め先頭で粘っていた4番人気ティーズダンク(牡3、浦和・水野貴史厩舎)をゴール前で差し切って、これに1馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分27秒8(稍重)。
さらに1/2馬身差の3着に5番人気ハナブサ(牡3、兵庫・高本友芳厩舎)が入った。なお、2番人気ヴァケーション(牡3、川崎・高月賢一厩舎)は6着、3番人気ステラモナーク(牝3、兵庫・新子雅司厩舎)は8着に終わった。
勝ったサロルンは、父ロードカナロア、母グインネヴィア、その父スペシャルウィークという血統。デビューから無傷の7連勝で重賞初制覇を飾った。