クインズサターンが移籍後4連勝で大一番を制した(撮影:田中哲実)
5日、門別競馬場で行われた第63回道営記念(3歳上・重賞・ダ2000m・1着賞金1500万円)は、道中は後方に構えた落合玄太騎手騎乗の1番人気クインズサターン(牡7、北海道・安田武広厩舎)が、直線で一気に突き抜けて、2着の2番人気ルールソヴァール(セ8、北海道・田中淳司厩舎)に3馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分7秒2(重)。
さらに1.1/2馬身差の3着に5番人気ヤマノファイト(牡5、北海道・村上正和厩舎)が入った。なお、3番人気リンノレジェンド(牡4、北海道・林和弘厩舎)は6着に終わった。
勝ったクインズサターンは、父パイロ、母ケイアイベローナ、その父クロフネという血統。移籍後4連勝でこの大舞台を制した。重賞は初制覇。また、本レースをもって2020年のホッカイドウ競馬の全日程が終了した。