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シルクHC

【ジャパンC】アーモンドアイ 有終9冠 無敗三冠馬退け最強証明 獲得賞金歴代1位に

2020年11月30日 06:05

 ジャパンCを制したアーモンドアイとルメール

 「ジャパンC・G1」(29日、東京)

 手に汗握る最後の直線。三冠馬3頭激突という世紀の一戦を、1番人気のアーモンドアイが鮮やかに制した。2着コントレイル(2番人気)、3着デアリングタクト(3番人気)を退け、自らのラストランを圧巻のG1V9で飾った最強女王は、これでキタサンブラック超えの歴代獲得賞金王に。年度代表馬争いにおいても一歩リードした。

 無敗の3歳三冠馬2頭に初めて土をつけたのは、やはりこの馬だった。役者が違う。力が違う。1番人気に推されたアーモンドアイが、自身のラストランを圧巻のG1V9で締めくくった。

 世紀の一戦に決着がついた瞬間、場内からわき起こる拍手と歓声。何度も人さし指を立ててNo.1をアピールしたルメールは「さすがはアーモンドアイ。素晴らしい脚を使ってくれた。絶対に日本で一番強い馬。それ(を証明できたこと)がうれしい」と胸を張った。

 序盤からキセキが大きく離して逃げる展開を5番手のインに導いた。「1、2コーナーは前に馬がいなくて走りたがっていたけど、川田さんの馬(グローリーヴェイズ)の後ろに入れたらリラックスした。この感じなら勝てると思いました」。直線に入ってスパートの合図を送ると、馬場の真ん中を一直線に伸び続ける。「後ろの足音は聞こえなかった。アーモンドアイの上で集中していました」。力強く、そして華麗に。最後まで女王らしく先頭でゴールに飛び込んだ。

 涙はない。前走の天皇賞・秋で芝G1・8勝の新記録を達成した時は感情を爆発させたが、「今回はたぶん(泣くことは)ないね。前回は新記録のプレッシャーがあったけど、きょうは“サヨナラパーティー”だから。全然悲しくない。いい騎乗ができて安心しています」と笑顔でパートナーにお別れのキス。レース後の会見では、バーバラ夫人手作りの9つの星をあしらった記録更新マスクを着用して明るく振る舞った。

 17年8月のデビューから全15戦中14戦で手綱を取った。「スタートのスピードがあるし、道中も我慢できて、最後も素晴らしい脚を使うことができる。パーフェクトホースです」。生涯最高のパートナーに最大級の賛辞を送るとともに「3年間で大きなエモーション(感動)をもらった。彼女に感謝したい」と頭を下げた。

 現役生活をハッピーエンドで締めたが、次は繁殖牝馬として第二の仕事が待っている。「アーモンドアイのストーリーは終わっていない。いい子を生んだら、たぶん乗れる」。歴史的名牝が紡ぐ人馬の絆。その瞳には明るい未来しか映っていない。

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